見た? 見た?
今日の夕方の空
寒いブルーに 夕陽の薄いオレンジ とグレイな雲
冬にしか見られない 空だったよ
柿の実も色づいてて
そのムコウに山々の稜線が
無名な画家が描いた風景画みたいに
拡がっていたよ
この場所から ムコウ側へ
行きたいなぁ
行きたいなぁ…
今日の夕方の空
寒いブルーに 夕陽の薄いオレンジ とグレイな雲
冬にしか見られない 空だったよ
柿の実も色づいてて
そのムコウに山々の稜線が
無名な画家が描いた風景画みたいに
拡がっていたよ
この場所から ムコウ側へ
行きたいなぁ
行きたいなぁ…
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こたえを探して 深い森の中
こたえの代わりに 深い孤独の淵に立つ
寒さを凌ごうと 焚き火を始めて
同じ瞳をした 迷子たちが集まった
サヴァイバルスープ分け合って 朝を待とう
灰の中から 輝きが みえてくる
ボロボロだけど倒れちゃいない
ギリギリスマイル それで 荒野を進もう
<><> <>> <><> <><> <><> <><>
けものみち 勇気のランタンで照らして
わかれみち 案山子の首に 聖者の伝言
「チカラヲアワセヨウ!」 「ココロハバケツリレー!」
靴ひもの結び方 子供たちに よろしく
夢の重さは モノやカネじゃ 量れない…
エコな原子炉は 胸のど真ん中!
ボロボロだけど倒れちゃいない
ギリギリスマイル それで 荒野を進もう
ボロボロだけど倒れちゃいない
ギリギリスマイル それで 荒野を進もう
※1993年の天災に対して書いた歌を南小国へ向う車の中で
加筆発酵させ 街頭ライブで発披露した。
こたえの代わりに 深い孤独の淵に立つ
寒さを凌ごうと 焚き火を始めて
同じ瞳をした 迷子たちが集まった
サヴァイバルスープ分け合って 朝を待とう
灰の中から 輝きが みえてくる
ボロボロだけど倒れちゃいない
ギリギリスマイル それで 荒野を進もう
<><> <>> <><> <><> <><> <><>
けものみち 勇気のランタンで照らして
わかれみち 案山子の首に 聖者の伝言
「チカラヲアワセヨウ!」 「ココロハバケツリレー!」
靴ひもの結び方 子供たちに よろしく
夢の重さは モノやカネじゃ 量れない…
エコな原子炉は 胸のど真ん中!
ボロボロだけど倒れちゃいない
ギリギリスマイル それで 荒野を進もう
ボロボロだけど倒れちゃいない
ギリギリスマイル それで 荒野を進もう
※1993年の天災に対して書いた歌を南小国へ向う車の中で
加筆発酵させ 街頭ライブで発披露した。
とりあえず星がきれいだった夜
昔住んでいた場所に行く機会が あった
トンネルを抜けると風が変わり
なだらかな坂を上って行くと
錆付いて色あせた住宅地看板に
苗字の表記だけが残っていて
荒地だった 小高い丘の上には
同じようなモダンな家が建ち並んでいた…
今回は たまたまだったけれど
俺には奇妙な癖があり
呪わしいことがたくさんあった場所へ
過ぎた季節を、さらに過ぎて訪れてしまう
友人の精神科医がいうには
過去に、良くないことがあった場所へ行くことで
現在の自分との距離を確認しているのかも知れない との診断。
家族の平和が崩壊し
自立の為にギターを手にし
なんとか抜け出したい!という思いだけで
生きていた場所。
デラシネ(根無し草)って言葉を高校の図書館で見つけて
固まったり(笑)
都会の暮しに疲弊して故郷へ帰る
家を探して帰る
待つ人がいる場所へ帰りたい のような
歌の世界観は 過去に起因している。
でもね
この頃思うんだ
過去がどうあれ 過去から逃げずに
今を変えて行ける知恵があれば
それで いいんじゃないか? ってね。
何れにしても
住めば都だと思いたい その場所で
日々納得出来てれば それでも いいんじゃないかな…
振り切れた生活は そう 長くは 続かない
続いてるけど(笑2)
昔住んでいた場所で 出会った青年に尋ねた
「ここらへん 暮らしやすい ですか?」
「それゃあ もう 静かだし
子供を育てるにはすごく良い所です 星がきれいなんです」と。
昔々 住んでいた場所での 或る日のお話…
昔住んでいた場所に行く機会が あった
トンネルを抜けると風が変わり
なだらかな坂を上って行くと
錆付いて色あせた住宅地看板に
苗字の表記だけが残っていて
荒地だった 小高い丘の上には
同じようなモダンな家が建ち並んでいた…
今回は たまたまだったけれど
俺には奇妙な癖があり
呪わしいことがたくさんあった場所へ
過ぎた季節を、さらに過ぎて訪れてしまう
友人の精神科医がいうには
過去に、良くないことがあった場所へ行くことで
現在の自分との距離を確認しているのかも知れない との診断。
家族の平和が崩壊し
自立の為にギターを手にし
なんとか抜け出したい!という思いだけで
生きていた場所。
デラシネ(根無し草)って言葉を高校の図書館で見つけて
固まったり(笑)
都会の暮しに疲弊して故郷へ帰る
家を探して帰る
待つ人がいる場所へ帰りたい のような
歌の世界観は 過去に起因している。
でもね
この頃思うんだ
過去がどうあれ 過去から逃げずに
今を変えて行ける知恵があれば
それで いいんじゃないか? ってね。
何れにしても
住めば都だと思いたい その場所で
日々納得出来てれば それでも いいんじゃないかな…
振り切れた生活は そう 長くは 続かない
続いてるけど(笑2)
昔住んでいた場所で 出会った青年に尋ねた
「ここらへん 暮らしやすい ですか?」
「それゃあ もう 静かだし
子供を育てるにはすごく良い所です 星がきれいなんです」と。
昔々 住んでいた場所での 或る日のお話…
帰国後、夏の終わりから書き始め
毎日。。。って走りすぎる自分に嫌気がさし
初秋までかかって書き上げた。
伝えたいことは全て
文章とその中に在る!
ジョーストラマーの自伝と映画
ウディガスリーの50曲
そしてスプリングスティーンの新譜を傍らに
書く事が出来、この3ヶ月の間に
歌い手としての最後の決心が出来たこと
自分が何者で、何処へ行こうとしているのか?
が、改めてリアルに見えて来たことを嬉しく思う。
さいごに
アフリカ友の会代表の徳永瑞子さん
現地の人々の笑顔と 赤い大地の精霊
RKB毎日放送のスタッフの皆さん
アッシェとバカリー
ありがとう そして
『シャンテ!チンビ/友よ唄おう!』
毎日。。。って走りすぎる自分に嫌気がさし
初秋までかかって書き上げた。
伝えたいことは全て
文章とその中に在る!
ジョーストラマーの自伝と映画
ウディガスリーの50曲
そしてスプリングスティーンの新譜を傍らに
書く事が出来、この3ヶ月の間に
歌い手としての最後の決心が出来たこと
自分が何者で、何処へ行こうとしているのか?
が、改めてリアルに見えて来たことを嬉しく思う。
さいごに
アフリカ友の会代表の徳永瑞子さん
現地の人々の笑顔と 赤い大地の精霊
RKB毎日放送のスタッフの皆さん
アッシェとバカリー
ありがとう そして
『シャンテ!チンビ/友よ唄おう!』
週に1便のパリ行きの搭乗手続をする為、エールフランスに行くと
何やら ざわざわとしてて、トラブルの匂いがした
通信系統の故障でアクセス不能になりカウンターには人が溢れてる
制服のスタッフはため息で肩をすくめるばかりで
黙って待つしかなかった。
UN(国連)の車やピカピカのルノーやプジョーには
フランス人
対象的なボロボロの日本製の古車には
俺達や現地の人
同じ飛行機に乗る為に ひたすら待った。。。。
列が動き出し~何とか荷物を預けれる順番が来た
トランクは軍の兵士から中身をひっくり返され
詰めなおしを余儀なくされた。
バンギ⇒パリ⇒インチョン⇒日本。がダメだといわれたが
徳永さんが見事に交渉してくれて、ことなきをえた。
他のどんな日本人が臨んでも無理なコトを徳永さんは
『ムッシューそこをなんとか!おねがいよ!』と
道を切り開いてくれ どうにかギターとトランクはコンテナへ
積み込まれた。
>>>>> >>>>>>>> >>>>>>>>>
宿舎に戻り、サイバーカフェ(インターネットカフェ)に行き
久しぶりに『生きてます 元気です』というような内容だけ
ブログの更新をした~他に言葉は要らない気がしていた…
。。。。。。 。。。。 。。。。。。。。。。。
洗濯したシーツやタオルなどを、次に訪れる人の為に
そのままにして
インスタント焼きそばとパラパラ米を鍋の中で絡めたものと
赤ワインで最後の晩餐(笑)。
テラスで夕暮れから夜が降りてくる頃
バンギ空港へ向った
ルワンダの民族紛争時、解決の為の輸送拠点だった空港は
映画よりもリアルに軍事施設の様相をあらわにしていた。
フェンスの前で徳永さんと再会の握手を交わし
「元気にしとって下さい!」と別れ~
オノラに付き添って貰い厳重な出国手続きへ
これがまた 生きた心地がしなかった
「一言も喋らないで!ついてきて!」
書面申請の長蛇の列の中、3重にチェックされて
滞在目的にオノラが『ミッション』と書き込んでくれ
訝しげに全身をながめられ~やっと空港のロビーへ辿り着いた
オノラに手を合わせ一礼し(だって本当に危なかった)中へ
最後の最後でフランス当局から別の列に引っ張られー
何か?と思ったら、険しい表情の検査官が
「その首にかけてる麻袋の中身はダイヤモンドではないか?」
「えぇー待ってよ???違うよ違うて!ほら…」と俺
麻袋の中にはガラス玉に埋め込まれたアンジュ(天使)
検査官はそれをしげしげと手に取り眺めて、他の検査官に
何やら早口のフランス語で話し~
何とかダイヤモンド密輸の容疑は晴れた。。。。
4重のチェックをすり抜け
やっとの思いで搭乗ロビーのソファに沈み込んで一息ついた
隣のフランス軍の家族のやりとりに、少しホッとした
ニコに似てるジャーナリスト風情の女性が、さっきのやりとりを
見ていて哀れに思ったか、煙草をすすめてくれたから
お言葉に甘えて ゆっくりと火をつけ ゆっくりと煙を吐いた
「あなたはミュージシャン?どんな歌を唄っているの?」
「世界の…いや、自分が感じる傷みに対して唄っとるデス」と俺
「痛み?傷み…ね…。アフリカにも傷みを感じた?」
「ええ、だから友達を励ます意味の歌を書いたとデス」
「日本人なのに、そう思えるのは素晴らしいことね~」と彼女。
日本人なのに? フランス人から見たら多分そうなのだろうか…
++++++++ +++++ +++++++++
搭乗の時が来た。
草と土の匂いの滑走路をとつとつと 歩き
タラップの一番上から夜空を見上げた
白い満月が笑ってるように感じ
思えば、滞在中 現地のどの人も
しかめっ面 ではなく『笑顔』だったことを思い出した。
病めるアフリカ 暗黒の土地云々の中傷するようなイメージとは
全く裏腹な 今日1日を生き抜く!底抜けに明るい
パワーに溢れた人々。 内包するHIV・AIDS問題に
屈せず、きっと克服するであろう!と思わせずにはいられなかった。
克服する為には、各国が目先の国益を考えずに取り組むべきだろう!
それは、俺のような無力なアジアのシンガーでさえ
現実を知れば、そう強く思うのだから
『無音の戦争(AIDS)』に勝利する為には国境や政治や通貨を飛び越え
人道という解りやすさを持って地球規模の取組みをするべきだ! と
飛び立った後、暗闇のサハラ上空あたりで思い巡らせていた
砂漠の井戸を1つづつ、それは決して大海の一滴ではないのだ
………。
暮らしを守り、維持する為に忙しく労働する中でも
起きている、起こりつつある事柄に無関心を装うのではなく
他国、他人の では なく
日々ほんの数秒、自国、自分のこととして考える
『思考の糊しろ』を持つことから始まる気がする。
知れば、知識になり、意識に作用し、行動に出れるからだ!
++++++++ ++++++++ +++++++
機内サービスのコーヒーを何杯かお代わりして
6時間をぼんやりとワープさせて
眠るでなく 目を閉じていると 眼下にパリの放射状の街
そして
ドゴール空港に到着した。
うわー ココは~
U2のビューティフルデイのクリップと同じ場所だと
改めて気づいたりしながら
待ち時間が、かなりあったにも関わらず 疲れを感じなかった
観光で過ごしたのでは無いことが、俺自身を保たせてくれてたのだろう
『自分に何が出来るのだろう?』の問いに対して
『歌に思いを込めて唄って行けば良いのさ!』との答えを
俺はアフリカの大地と人々から授かったのだ。
日本に帰り、歌い手として生きるに今まで以上の
困難なことにぶち当たったとしても~
大丈夫だと思えて仕方なかった。
<<<<< <<<<<<<< <<<<<<<<
出発アナウンスにカフェオレを飲み干し
ウバンギ川を一瞬思い浮かべて
インチョン空港行きの飛行機に乗り込んだ。
窓からフランスが小さくなり、厚い雲を突き抜け
青い空の上に出てから初めて…
アフリカから去ったのだ という気がしてきた
気流を受け止めるエンジンの音、各国語が飛び交う機内
過ごした日々は1年の様でもあり、1日のようにも感じれた
そして、生き急ぐ俺の中の何かが変り始める予感もした
翼の銀色に太陽の光りが反射して 眩いほど輝き
その輝きに目を細めて シートにもたれる
深く 呼吸を 整えた
アッシェから貰った青いビーズのネックレスを握りしめ
俺は小さく囁いた…
『ケケレケマ! アフリック』(又ね!アフリカ)
声を歌にして 伝える俺の戦い
先は まだまだ 長いように思え
その闘いに備えて
少し 眠ることにしたのだった。
FIN ? NON!
そして 君の人生と同じように
新たに つづく
何やら ざわざわとしてて、トラブルの匂いがした
通信系統の故障でアクセス不能になりカウンターには人が溢れてる
制服のスタッフはため息で肩をすくめるばかりで
黙って待つしかなかった。
UN(国連)の車やピカピカのルノーやプジョーには
フランス人
対象的なボロボロの日本製の古車には
俺達や現地の人
同じ飛行機に乗る為に ひたすら待った。。。。
列が動き出し~何とか荷物を預けれる順番が来た
トランクは軍の兵士から中身をひっくり返され
詰めなおしを余儀なくされた。
バンギ⇒パリ⇒インチョン⇒日本。がダメだといわれたが
徳永さんが見事に交渉してくれて、ことなきをえた。
他のどんな日本人が臨んでも無理なコトを徳永さんは
『ムッシューそこをなんとか!おねがいよ!』と
道を切り開いてくれ どうにかギターとトランクはコンテナへ
積み込まれた。
>>>>> >>>>>>>> >>>>>>>>>
宿舎に戻り、サイバーカフェ(インターネットカフェ)に行き
久しぶりに『生きてます 元気です』というような内容だけ
ブログの更新をした~他に言葉は要らない気がしていた…
。。。。。。 。。。。 。。。。。。。。。。。
洗濯したシーツやタオルなどを、次に訪れる人の為に
そのままにして
インスタント焼きそばとパラパラ米を鍋の中で絡めたものと
赤ワインで最後の晩餐(笑)。
テラスで夕暮れから夜が降りてくる頃
バンギ空港へ向った
ルワンダの民族紛争時、解決の為の輸送拠点だった空港は
映画よりもリアルに軍事施設の様相をあらわにしていた。
フェンスの前で徳永さんと再会の握手を交わし
「元気にしとって下さい!」と別れ~
オノラに付き添って貰い厳重な出国手続きへ
これがまた 生きた心地がしなかった
「一言も喋らないで!ついてきて!」
書面申請の長蛇の列の中、3重にチェックされて
滞在目的にオノラが『ミッション』と書き込んでくれ
訝しげに全身をながめられ~やっと空港のロビーへ辿り着いた
オノラに手を合わせ一礼し(だって本当に危なかった)中へ
最後の最後でフランス当局から別の列に引っ張られー
何か?と思ったら、険しい表情の検査官が
「その首にかけてる麻袋の中身はダイヤモンドではないか?」
「えぇー待ってよ???違うよ違うて!ほら…」と俺
麻袋の中にはガラス玉に埋め込まれたアンジュ(天使)
検査官はそれをしげしげと手に取り眺めて、他の検査官に
何やら早口のフランス語で話し~
何とかダイヤモンド密輸の容疑は晴れた。。。。
4重のチェックをすり抜け
やっとの思いで搭乗ロビーのソファに沈み込んで一息ついた
隣のフランス軍の家族のやりとりに、少しホッとした
ニコに似てるジャーナリスト風情の女性が、さっきのやりとりを
見ていて哀れに思ったか、煙草をすすめてくれたから
お言葉に甘えて ゆっくりと火をつけ ゆっくりと煙を吐いた
「あなたはミュージシャン?どんな歌を唄っているの?」
「世界の…いや、自分が感じる傷みに対して唄っとるデス」と俺
「痛み?傷み…ね…。アフリカにも傷みを感じた?」
「ええ、だから友達を励ます意味の歌を書いたとデス」
「日本人なのに、そう思えるのは素晴らしいことね~」と彼女。
日本人なのに? フランス人から見たら多分そうなのだろうか…
++++++++ +++++ +++++++++
搭乗の時が来た。
草と土の匂いの滑走路をとつとつと 歩き
タラップの一番上から夜空を見上げた
白い満月が笑ってるように感じ
思えば、滞在中 現地のどの人も
しかめっ面 ではなく『笑顔』だったことを思い出した。
病めるアフリカ 暗黒の土地云々の中傷するようなイメージとは
全く裏腹な 今日1日を生き抜く!底抜けに明るい
パワーに溢れた人々。 内包するHIV・AIDS問題に
屈せず、きっと克服するであろう!と思わせずにはいられなかった。
克服する為には、各国が目先の国益を考えずに取り組むべきだろう!
それは、俺のような無力なアジアのシンガーでさえ
現実を知れば、そう強く思うのだから
『無音の戦争(AIDS)』に勝利する為には国境や政治や通貨を飛び越え
人道という解りやすさを持って地球規模の取組みをするべきだ! と
飛び立った後、暗闇のサハラ上空あたりで思い巡らせていた
砂漠の井戸を1つづつ、それは決して大海の一滴ではないのだ
………。
暮らしを守り、維持する為に忙しく労働する中でも
起きている、起こりつつある事柄に無関心を装うのではなく
他国、他人の では なく
日々ほんの数秒、自国、自分のこととして考える
『思考の糊しろ』を持つことから始まる気がする。
知れば、知識になり、意識に作用し、行動に出れるからだ!
++++++++ ++++++++ +++++++
機内サービスのコーヒーを何杯かお代わりして
6時間をぼんやりとワープさせて
眠るでなく 目を閉じていると 眼下にパリの放射状の街
そして
ドゴール空港に到着した。
うわー ココは~
U2のビューティフルデイのクリップと同じ場所だと
改めて気づいたりしながら
待ち時間が、かなりあったにも関わらず 疲れを感じなかった
観光で過ごしたのでは無いことが、俺自身を保たせてくれてたのだろう
『自分に何が出来るのだろう?』の問いに対して
『歌に思いを込めて唄って行けば良いのさ!』との答えを
俺はアフリカの大地と人々から授かったのだ。
日本に帰り、歌い手として生きるに今まで以上の
困難なことにぶち当たったとしても~
大丈夫だと思えて仕方なかった。
<<<<< <<<<<<<< <<<<<<<<
出発アナウンスにカフェオレを飲み干し
ウバンギ川を一瞬思い浮かべて
インチョン空港行きの飛行機に乗り込んだ。
窓からフランスが小さくなり、厚い雲を突き抜け
青い空の上に出てから初めて…
アフリカから去ったのだ という気がしてきた
気流を受け止めるエンジンの音、各国語が飛び交う機内
過ごした日々は1年の様でもあり、1日のようにも感じれた
そして、生き急ぐ俺の中の何かが変り始める予感もした
翼の銀色に太陽の光りが反射して 眩いほど輝き
その輝きに目を細めて シートにもたれる
深く 呼吸を 整えた
アッシェから貰った青いビーズのネックレスを握りしめ
俺は小さく囁いた…
『ケケレケマ! アフリック』(又ね!アフリカ)
声を歌にして 伝える俺の戦い
先は まだまだ 長いように思え
その闘いに備えて
少し 眠ることにしたのだった。
FIN ? NON!
そして 君の人生と同じように
新たに つづく