


深夜の3号線
熊本まで77km地点にて車を寄せ書いています
最終日。水俣。
ドーンズマーケットのミノルさんは、ヨットでハウステンボスまで普通にセイリングする人であり
水俣の音楽シーンを本音で航り、牽引して来た人でもある。
当然 厳しい。
しかし
その厳しさこそ!
今回の音楽の旅の課題だったとです。
45歳の新人として世に出る訳だから当然たい
全力で全曲唄った…が
『路地裏でカンパイ?お前~どこの路地裏や?熊本弁で解りやすう合いの手入れるごたぁ曲ば演らんと~2ステージは演らせられんなぁ~(笑)』
奥さんの弟さんの名前が偶然にも「久明」だったり、その昔「大谷楽器のLMコーナー」で働いていたYさんが覚えていてくれてバンドメンバーと一緒に観に来てくれてたり、鹿児島の本山さんがもしも!会えたら宜しく伝えてくれ、と言っていたTJも久しぶりに来店されたりと…
偶然は準備されていたかの様だった。
音楽の神様は居るよ
そう、思ったもん
水俣は熊本県だが
マインドは~しっかり鹿児島だと思う。
「一丁しかと聴いてやろうかい!」の心が有り難かった。
熱い人たちの眼差し
そして俺は
自分のイマイチで足り無い部分を嫌と言うほど思い知るのだった…
それは 1ステージ
ギャラ 幾ら。のような物差しでは測りきれない程の贈り物なのだ
ありがとう
ありがとうございます
でもね、付け焼き刃で何とかなるもんじゃないけんね、最終日30日の熊本ブリックアブラックは、全部そのまんま!演るよ!
【それが今の俺だけん】
今夜は
星が とっても綺麗だ
薄っぺらい俺の真底迄み透かす位に明るいよ
これからの為の一夜
積み重ね。
4日で3本。
身体のあちこちが軋むけれど
まだまだ旅は
始まったばかりだけん
追伸:飲み物と温かい飯。一生忘れません


一夜明け 晴天!
鹿児島は穏やかな
活気に満ち溢れている
昨夜のこと…
屋久島スタックスカフェのオーナーに連れられて行ったその場所は
鹿児島にこの人あり!
本山さんのお店
『T-BONE』であった!
この店の扉をくぐって来た数々のブルーズマン、名前をあげたら~涙ちょちょ切れるとです。
正直に自分のことを話してカウンターに居ると、黙ってT-BONE芋焼酎を注いでくれ、真剣に聞いて貰ったのだった。
本山さんと話していると、自分の中のマグマが沸々として来るのがハッキリとわかる。
そして
まだまだ自分がくちばしの青いヒョッコなのだということに気付く
本音は人を励ましたり傷つけたりするけれど俺は嬉しくって涙した
常連の方々がカウンターに勢揃いしたところで、ライブを演らせて頂いたとです。
熊本から来た見知らぬ男の歌。これまでに無く、真剣に聴いて貰った感!ひしひし。
聴いてもらって
ありがとうございます
『あんたの歌は懐かしい感じがするねぇ』(勿論鹿児島弁のイントネーションでっ)
『そのまま唄い続ければ、きっと伝わってひろがるから!ずっと続ければよいよ』と。
本山さんはニコニコと語ってた。
そうか!
そうだよな!
そうなんだよな!
深夜の天文館を歩く足音はコツコツと響いて
コンビニで買った缶コーヒーを握りしめ
自分の今この瞬間を
明日へ押し出す気合いが更に入り直したとよ
闇の向こうに光…
気絶…真っ白な眠り…
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
俺の血の半分は
この土地に由来する。
さてと、今から
親族の為に歌って来ます。
多分…恐らく…(笑)
今夜は昨晩よりも
ブルースな一夜になるかも知れんとです。
熊本も晴れてるか?



雨はやさしく
そして孤独に降る霧雨
ジョニミッチェルが
空からきこえてきて
人のあたたかさに触れ
全くもって~歌い手冥利に尽きた
本日。木曜日。
多良木『石倉』での
フリーライブ無事終了
町の施設であるからして~自分で役場に届けを出し、自分で設営して演らせて貰ったとよ
正にD・I・Yの精神っす
平日の午後にも関わらず駆けつけてくれた…6人の方々には、改めて、ありがとう!!!
※「かなた」って多良木の恒松酒造本店の焼酎だったんですね!アルコール分/21度ってCOOL!感謝であります
若い頃に書いた曲から現在までの曲をきっちり唄いキリました。
進藤クロニクル(笑)
てか、PA要らんかったよね?
グランドピアノがあり
俺のアコースティックギターとハープで充分だった(笑)という声。
こーゆーのを
ヒューマンアンビエントって言うんだろな~
ホール全体が鳴ってるって音だったもんね
改めて
多良木町役場の黒木さん、観光企画課の皆さん昼食のうどんや天丼を冷ましてしまい、すんませんでしたっ(謝)
それから…超多忙な中を同行し、シャッターを切り続けてくれたネストグラフィックスの河北代表!
単線見送り寂しくもあり、可笑しくもあり
ありがとうありがとう
さて
明日は鹿児島です!
今から新曲を推敲して
球磨川のドウワップを聞きながら夜をふかします!
あぁ…歌えることは
素晴らしかとよっ!

阿蘇と天草がある
暮らしていると普通に感じる情景だけど
これは凄か!ことです
素晴らしいミドルサウス。
よそに行くけば行く程
帰って来た時、そう思う。
よその土地から訪れた人たちに、もっとわかりやすく
『よかこと感』を
表せないかな…
1日の終わりにコップ
1杯の水を飲む度に
また、思うとよね



まだ人影まばらな
屋久島空港。
今回もまた
生かされてることを
痛感することしきり…
島の人たちの営みは
観光の視点で眺める程のどかではない。
与えてもらってばかりでは、良くない!
俺ができることは
1曲でも多くの
明快で心さみしくない音楽をつくり届けるということ!
ありがとう
また、戻って来ます。
熊本へ戻ったら
人吉/多良木石倉ライヴと鹿児島行きの準備に取り掛かります。


名前からわかる通り
いや、それ以上に
音楽を愛する人に
出会わせて頂いた。
俺の声…もっとドラ声じゃ?なかったっけ?
精霊のいたずらか?
唄った記憶がナイ!
(まじです)
ただ、オーナーが写真を撮ってくれていた事と、食事する手を止めて聴いてくれたお客さんに、謝りたかった…
次回は、しっかり喰う呑むの時間を取ります
既にバーボンを飲み始めてた武ちゃん(熱い男です)が~
『刺さりましたよぉ』
との感想を素直に受けとるのが、筋っちゅ~もんす。
奥さんのソウルフード絶句美味でした(涙)
ありがとうありがとう
オーナーの紳一郎さん
鹿児島T-BONEでまたっ
そして屋久島で年内
路地裏ロック!
リターンず。

屋久島 森まつり の
会場は昨晩のリアルな幻想の余韻を携えていた…
東京のスタッフの方々は トイレ掃除や小さなゴミすら残さぬ様に
働いておられました。
あなた方は素晴らしい
何人かの人と話しをして思ったことは~
『みんな太陽の人』
だった!ってこと。
港にて「在り方」の話
たつのすけの縁で友達になった目木とーる氏
イカす男なんである。
それから
JANEに行きカプチーノで頭ん中を整理して
宮之浦橋のたもと
スタックスカフェの扉を
ギィ と 押しました

ボロっボロのイカした(笑)4駆で島を一周する。
自分の五感で確かめたかったけん。
息を飲むくらいの海や
何故かエロチック?な古代からの樹木…
お猿さんと
屋久島バンビの洗礼を受けつつ
車はハンドルの遊びが尋常じゃないので
『真っ直ぐを保つ事』
が、大変なんだけど
自分に照らして考えたりしたよ…。
さて、今夜は
【スタックスカフェ】
にて歌います!
と、その前に
目木とーるサンと
語って来ます。

青空が夕暮れになり
無数の水蝋燭の明かりが灯されて
屋久島森まつりは
静かに始まった。
夜露さえやさしく
星空は金平糖を散りばめた様で…
其処には
エフェクターで無理矢理歪ませたギターも
サンプリングされた
今どきの耳に痛い音も
皆無であった。。。
それも『エコ』なんだと感じている
きっと、きっと
森と水の精霊も
心地よかったんじゃないかと思うとです。
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
目を閉じれば~
宿の大浴場に ひとり
あぁ 夢じゃなかったんだね
目木とーる氏
彼が居なかったら
出演したアーティストの方々の笑顔は
無かったかも知れん…
その音の佇まい
ガジュマルの如し!
素晴らしかったよ
ありがとう
部屋に戻り
髪を乾かすけん。

島の山ん中
猫が3匹、犬1匹
書物やレコードが
煤(すす)で燻製みたいな色に変色しとる
ガスを一切使わず
火は薪でまかない
水は川から汲み上げ
森羅万象のただ中人生
俺には…出来ないが
手塚賢至の血は確かに俺の中にも流れてる
或る詩人が生涯を終えた村の夜は
息を飲むような満月…すくって食べてしまいたいような~満月~
新曲の『遠い太鼓』
でしめた
ありがとう叔父さん
ありがとう村の皆さん
麓に降りて来て
晴天の島を廻ってます
※写真は
ホテル縄文のおやっさん。
お世話になってるとです。
島の歴史や変遷をうかがいながら、こころは『屋久島森まつり』へ
今日は長々と書けないよ。ごめんっ

嗚呼…
昨夕から今朝までに過ごした時空間で
本が3冊は書ける程であった。
今、宿に戻り風呂に入ろうとしてるんだが~
俺はある種の
トランス状態なんである!
叔父である前に画家の「手塚賢至」との45年越しの出会いは、素晴らしかった。
『血筋』を感じたとよ
いゃーあ唄った唄った
されど声も魂も
澄みきってるとです。
詳細は屋久杉の袂にて
後程、記す。

鹿児島空港どしゃ降り
コミューター機で
降り立ったら~
晴れてるぜベイベっ
前兆なことを祈る(笑)
※濃い緑の山々の麓で海辺の宿。小椋桂好きのご主人と音楽&屋久島焼酎談義中。くすりと宿表札の間には…嬉しいことに居酒屋っ!

熊本に一旦戻り
ほうじ茶を飲んでから
ギターの弦やら
歯ブラシやらを
買いに出かけたとです
街はずれの公園から
ムーンライトセレナーデが聴こえてきたりして、それはそれは
風流な土曜日で……。
苦労話を笑い話にする人と正しい晩飯の8時過ぎ
倒産した企業から弾きだされ、小さな会社で叩き上げ、遂に社長になったOさん。
連れられ行ったのは
『まんじぇ』
満席(いつもらしい)を少しつめてもらい
久しぶりに涙がでそうな料理の数々を頂いた
胸一杯腹一杯の感謝とです。
Oさんが、ひとこと
「真から思わんと伝わらんし、見透かされる!感謝の気持ちば忘れたらイカンよ」
そして
「ずっと走ってきたけんご褒美たい」
時に威張り散らす人も少なくないと言うのに……。
おかげさまを教えてくれる。それは安っぽい説教では決して無い。
おまけに、見ず知らずのお客さんに路地裏ロック!を薦めてもらい涙だった…嬉しかった
歌が~酒を飲む速度で
利き酒の如く人に染みて行く
そんな瞬間を
最近垣間見る喜び!
「今日の出口のごほうび」か?
いつもの酒。に成れたらいいなぁ
耳を傾け、グラスを傾け、聴いてもらって
ありがとうございます
毎日身につまされてるありがたい我が町。
旅から戻ったら
ただいまぁと言わせてくれんですか。
※写真は深くもあり
笑えたりもする言葉。
美和さんまたお邪魔します。

俺はアンタに
聞いて欲しいんだ…
よりによって
この日この時に
医師からの残酷な宣告(なんだか語呂が良い)
なんっうか~ショック。。。。。
でも前に進むとよ!
大丈夫!命はまだ
ギンギンギラギラたい
アルコールはドクターストップだが
10月は南下演奏する…
最南端の日本酒っ
気合いの為
シカジイッパイノサケ
『亀萬にごり原酒』ば
正座して飲らせてくれ
ちと、考えにゃんとよ
ハロー無情!あんたは俺を、多分 強くする

ずっとの雨の中
昨日は盲目で過ごした
ザァザァと歓声のような雨音は優しくは無かったけれど
視界が戻った時、今日から始めるべきことを
悟るには相応しかった。
諸事情あって棚上げの
『歌を届ける』ことを
仕切り直す!
声)何の為に路地裏ロック!を命賭けて制作したのかよ?
約束の時が錆び付いて軋んでいるのならオイルのように、又唄いかけよう
約束の川を渡れずに逝った友にも、しっかり届けよう
それを山に例えるなら
『約束山、険し』かな
人吉、霧島、宮崎、 鹿児島、そして屋久島
地元でのライブも
約束だったから
何処かで演るよ…
そんな10月のはじまり
初秋にスタートすることが、ちょこっと
『粋な』感じだな…
さてと
熱いお湯を沸かし
ヒゲを剃ろう!