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ラベンダーの涙・スマイルアクションプロジェクト7日目最終日

















6月18日(土)
静かに晴れ。


そして
震災から100日。慰霊祭。








東北の夜明けは早く
03:40
空が乳白色になる。

朝は何時も産まれたてだ。





図書館の加藤さん(写真参照)が庭のラベンダーを摘んでくれて、嗅ぐと安らぐ香りがした。それを献花に熊本市の若者2人は中村君の運転で南三陸~石巻港~大曲地区へ向かった。


…惨状を受け止め。自分が守るべきをどう?護り、生きるべきをどの様に活かし支えてゆくか?を
考えてくれたら…
いいなと思う。




強要は、せんよ。
心の置場所、俺も苦戦中





JA仙台の方々が隣の広場では物資配給のイベントが催されていて、賑わいの中、色彩々の風船が風に揺れ、それを子供が嬉しそうに受け取って~目を細めること暫し。




11:00
図書館の自由空間
「コノマチノクニ」から歌い始める。ギターと声だけの音楽、窓からの風に乗ったのかチラホラと人が集まって来る。客席の中には倉敷で知り合った若い四国出身のアーティストの姿も在った。



歌が、どの様に伝わっているか?は、この距離だとヒシヒシ伝わって来る。笑顔の人、泣いてる人、手拍子をする人
本棚の陰からハンカチを握る人…




立ったり座ったりしながら演奏し「赤い絆のリバーダンス」の頃には、しっかり繋がっていた。



歌い終え。片付けながら
頭の中では、阿蘇熊本に戻り直ぐに舞い戻るか?諸問題をクリアにして、向かうか?峻巡。




終了後、一緒にヘドロ撤去を行った子が、時間を間違った~と、お母さんとやって来たから、本編では演らなかった「月のカルデラ」と「サクラノミチ」を2人の為に唄った。



喜んで貰って良かった
そして
素直に嬉しかった。




ありがとうございます!
進藤久明でした。





泣くものか!絶対に俺は泣けない!泣いてはイカン!励ましに来たのだから。




くっ…





生きたくても絶たれてしまった命があり…


引き裂かれた絆があり…


金銭的にも心情的にも
立て直す事がとても厳しくて、物資はあっても日常に戻るには未だ未だで…




対峙する日々。
俺に出来る事が少しだけ
わかったし、宿題も頂いた





12:45

ボランティアセンターのスタッフとハグして、作業を通して友だちになった全国(世界)の笑顔とギュッと握手をし東松島を出発した。




地震でひび割れた
落差の激しい道路に
跳ね上げられながら


仙台駅までの道をノロノロと走り、車の窓から、町角の何処かしこで、鉄筋が剥き出しだったり、瓦が揺れ落ちたり、半壊している光景が飛び込んで来る。





点の作業しか
出来なかったな
俺は非力だな
でも、



誰かの為に成りたい!
と思う『力』は無限なのかも知れないな。



音楽を
至近距離で
届ける事は
必要とされとったな。。。




しかし、それは自己責任で行える!ならばの話。
先ずは、己の日常を
生きてこその話なのだ!






さ!仙台駅に着いたばい




鹿児島出身の
義の助っ人にバトンタッチ。彼の人間力があれば一層安心だから!2人を宜しく



1600キロ
気を付けて
帰路を。






俺は予定を変更し
東京と大阪に
スマイルアクションプロジェクトの
理解を得る為に動きます。


その後、少し倒れる予定
(笑)





誰が為に
旅は、つづく!






※追伸・156名の賛同者の方々には帰還後改めてお礼を述べさせてください。








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2011/06/18(Sat) | 日記 | トラックバック(-) | コメント(-) | page top↑
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